芦屋
芦屋
西山貴浩がVでリベンジに成功
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
ボートレース芦屋の「PayPay銀行賞」は9日に最終日を迎え、最終12Rで優勝戦を迎えた。進入は展示も本番も枠なり3対3。こうなれば本人も驚くほどの好仕上がりになった江口晃生のイン戦で盤石と思われたが、落とし穴が待っていた。コンマ12のタイミングだった6号艇・藤田浩人以外の5人が0台でスリットを通過。イン江口もコンマ06の好スタートから先マイ態勢へ。すんなり逃げるかと思われたが、2号艇の中岡正彦が意表を突く強攻策。3号艇の森高一真は行き場を失い後退した。江口はレバーを握り直して中岡のまくりに対応はしたが、ターンは大きく膨らんでしまう。この展開の逃さなかったのが「Sは丸見え。(右隣の)小松卓司の親分のためにもバチッと行きますよ」と話していた西山貴浩だった。
宣言通りにカドからコンマ04のトップSを決めて最内差し。機力は劣勢でも何とかバックで舟を合わせて2Mを先マイ。その後は先頭を譲ることなく1着でゴール。2着は江口、3着は1Mをまくり差しで浮上した小松で、2連単4-1は2,130円(5番人気)、3連単4-1-5は15,350円(29番人気)の高配当決着となった。
2節前に予選トップ通過をしながらも準優1号艇で敗れていた西山が、4位で予選を突破した今節でリベンジを果たした形だ。今年はこれで3回目の優勝と好ペースを刻んでいる。得票数2位で選出された当地のSGオールスターへ、最高の弾みを付けた。