古澤光紀がインから押し切って通算3回目の当地制覇

ボートレース福岡の6日間シリーズ「どんたく特選レース」は8日に最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。展示、本番ともに進入は123カド456。スタート特訓では2本ともフライングを切っていた古澤光紀、前田将太の好枠コンビも、本番は古澤がコンマ09、前田がコンマ11と鋭いスタートを決めてみせた。カド中辻崇人は出切るまではいかず、カド受けの池永太が激しく抵抗した事で攻めは不発に終わった。

その間にスピードをつけて1Mを先取った古澤が先制に成功。2番手争いは1周2Mをうまく立ち回った前田に軍配。3番手争いは一度は中辻が抜け出したが、3周1Mで全速戦を披露した川野芽唯が逆転した。2連単1-2は260円(1番人気)、3連単1-2-5は1490円(5番人気)。

古澤は今年初V。当地は21年12月「歳末特選レース」以来、通算3回目の優勝となった。「将太さんの気配が良かったので警戒を強めていたけど、中辻さんが伸びてきたので少しびっくりしました。でも、思い切ってハンドルを入れても舟が返るように調整をしていたので、それが良かった。福岡で勝ちたいと思って来たので、本当にうれしいです」と笑顔を見せた。

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