金子萌が存在感をアピール

ボートレース浜名湖の「浜松市長杯争奪戦 やらまいかカップ」は28日、2日目が行われた。初日に好タイムをマークした金子萌が、2日目は好内容のレースで存在感をアピール。出足系が強烈で、旋回後の押しが凄い。伸び足でも負けるようなことはなく、多くの選手からも名前が挙がっているほど。総合的に節一と言えそうだ。

初日連勝の菊地孝平は、2日目は5枠1回乗りで痛恨の5着。初日のペラをベースに少しアレンジしたそうだが、これが思いのほかイケてなかったようで「やり直す」と慌ててペラ調整へ。3日目は再び1枠が巡ってくるので、何とか巻き返したい。

初日からオール2連対と安定感ある走りを見せるのは深谷知博。インから納得のターンをしたが後続にやや迫られる形となったことが不満だったようで「体感が良くない」と浮かない表情。ただ、決して悪い足ではなく「良くなりそうな感じはある」と悲観はしていなかったので、心配はなさそうだ。

現役最年長の高塚清一も元気な走りを見せている。初戦で板橋侑我をからわして3着と逆転劇を見せたが、2日目もイン逃げと展開を突いての差しから3着とここまでオール3連対。足の方もいいが、乗りっぷりも非常に若々しい。主役候補の徳増秀樹はドリーム戦でイン逃げを果たすも、足の方は不満いっぱい。上位との足の差は埋まらず、現状は中堅がいっぱいといったところか。