長田頼宗が逆転で予選首位通過

ボートレース津「中日スポーツ津ボート大賞」は23日に予選5日目が行われた。池田浩二が得点率トップの座を手放してしまった。5日目8R、5艇立てで5着に敗れ、2位につけていた長田頼宗が連勝。池田は12Rの1号艇が残っていたが、勝っても長田に届かない得点状況となった。その12Rは後藤浩のまくり差しに屈し2着。「押しがないね」と、本人の言葉通りのレース内容だった。

優勝戦最短距離へつけた長田にしても、ツキもあった。後半は2号艇だったが1号艇の小林一樹が前半戦の負傷により欠場となり、2走続けてのイン戦となった。しかし、どちらも勝ったとは言え足不足を感じさせた内容に。「これだけ天候が変わると、調整が追いつかなかった」とこれまでの気配が見えず…。池田にしても、長田にしても万全の準優とは行かないかもしれない。

3位通過の藤岡俊介が最も信頼できる1号艇となるか。ここは伸び自慢が不在で、最も脅威になる清水敦揮は2枠と右隣なら、視界に入れて進めることができる。節間5勝は今節トップの勝ち数だけに、勝負所でも決定力を見せつける。