SG9冠の石野貴之が堂々の主役

ボートレース丸亀の「報知グリーンカップ」は14日、4日間開催の幕が上がる。予選は2日目の10Rまで。点増し競走は初日の11、12Rだけなので、この2レースを勝った選手がシリーズをリードしそうだ。当地は3月11日から休催しており、今節は約1ヶ月ぶりの開催。どの選手もエンジンの動きが鈍く、初日は夕方から雨も降る予報も出ている。出足をつけた選手が優位に運べそうだ。

2連対率1位の50号機は岡本猛が引いた。「勝率はあるけどペラの形が独特で、今のままでは戦えなさそう」とコメントはやや弱気。どのようにシフトチェンジしてくるか注目だ。2連対率2位の37号機は齋藤真之が獲得。「杉山勝匡さんの方が伸びるけど、自分のも余裕はある」と、こちらはまずまずの手応えだった。白井英治が3月のGⅢを優勝した39号機は、今節が30日のF休み明けの島田賢人へ。「休み明けでペラもよく分かってないけど、重たかったからペラは叩きたい」と話す。

今節断然の主役は石野貴之だ。当地は2010年のオーシャンカップでSG初優勝を飾った思い出の水面。引いた49号機の機歴は一息で「行き足が良くない」とのこと。前半の出番は6Rと時間があるので、じっくり立て直しを図る。