琵琶湖
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前田将太がイン圧勝で今年早くもV4
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ボートレース琵琶湖の「ボートピア京都やわた開設16周年記念」は8日が最終日。朝から時折強い風が吹き付け、午後からはさらに風が強まって10Rからは安定板使用となり、優勝戦も安定板装着での戦いとなった。
その優勝戦で人気を背負った絶好枠の前田将太。しかし、2枠の地元・川島圭司と3枠のSG覇者・椎名豊がともにチルトを0.5度に跳ねて勝負に出るなど、前田にとっては油断できない一戦となった。S展示同様に3対3の枠なり進入で優勝戦が開始されたが、追い風6mと強い風の中、各者やや慎重なスタート。そんな厳しい状況の中でトップスタートを決めたのがインの前田。そこから一気に1マークを先制し、後続艇には何もさせない完璧なイン速攻で早々と勝負をつけた。2コースから差した川島圭と3コースからまくった椎名が続き、3連単1-2-3は660円で1番人気の決着となった。
前田は通算40回目の優勝。当地は記念でも活躍したが優勝は初めてで、レース後には「ここでは何度もチャンスあったが、ようやくチャンスをものにできた」と安堵の表情。昨年は年間でV8を記録した前田だが、今年はそのペースを早くも上回るV4。絶好調ですねと話を向けられると「池田浩二さんに『お前は絶好調のさらにその上だよ』って言われました」と嬉しそうに語った。今年は江戸川周年で自身2年越し2度目のGI優勝も果たし、まさに充実の時。それを物語る圧勝ぶりだった。