
児島
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3日目を終えた段階で、F2の平高奈菜が予選トップ。すんなり終わりそうにないとは感じていたが、予想外の展開が待ち受けていた。何と平高が5Rで不完走失格。さらに、不良航法で減点は合計15点。幸いケガがなかったため、後半レース前に他の選手が協力して平高のボートからジャブジャブ水をかきだしていた。
トップにいた平高が大幅に順位を下げ、トップ争いは混戦状態。土屋南は6Rで2着、11Rは3着となり得点率は8.88。この時点で暫定トップは12R一回走りの佐々木裕美。3着以内でトップ通過だったが、12Rは6着に敗れ、得点率は8.17。
グルッと1周して土屋にトップの座が巡ってきた。3連勝後に勝ち切れていなかった土屋は、自分がトップだと気づかず浮かない表情。1位だと告げられると、いつもの笑顔が戻った。12Rで貫禄の逃げを披露した寺田千恵は勝利者インタビューに向かう途中で土屋の顔を見て、「1位、いけた?」と声をかけた。やはり寺田は全体の流れを見ていた。寺田は地元13人を率いる立場であり、全選手の代表。自身が勝つこと、後輩が事故なく走ること、地元が盛り上がるために岡山勢が何人予選を突破できるか等々、広い視野で全体を見渡している。
3日目12Rは寺田と勝浦真帆が共倒れになり、平高、中村桃佳の香川勢が1、2着。流れは香川勢に傾きかけたが、4日目に流れは一変。踏ん張り続けた土屋がトップに立ち、コツコツ着順を積み上げた田口節子が2位。5年3ヶ月前に当地で優勝した中村が3位で準優1号艇。寺田もしっかりと2枠を確保し、金田幸子、堀之内紀代子も勝負駆けをクリア。薮内瑞希と安井瑞紀も予選突破を果たし、岡山勢は13人の内、7人が準優へ勝ち上がったが、平高と同率の6.50だった勝浦はまさかの予選落ち。結果的に3日目12Rの6着が響いてしまった。
こうしてみると、やはり土屋は持っている。初日は土屋が突っ走りそうなムードで始まり、2日目後半は堀之内にまくられてインから4着。主役の座を奪われかかったが、グルッと回って再びステージの真ん中に立っている。だが、ドラマはここからクライマックス。何と準優で、再び堀之内と相対するのだ。準優入りを決めた途端、堀之内はチルト3度用にペラをガンガン叩いていた。12Rは堀之内の伸びも怖いが、6号艇の平高の出方も気になる。
ドラマは第2章。今節は筋書きが読みづらい。昨年1月の第11回クラリスカップは、土屋が準優で人生初のチルト3で波乱を巻き起こし、優勝戦でインの田口をまくりで破った。果たして第12回大会の結末やいかに…。まずは、準優各レースに登場する岡山勢が何人優勝戦進出を果たすかに注目だ。
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