福岡
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ルーキー戦で格の違いを見せつけた豊田健士郎/福岡ルーキーシリーズ第5戦
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最終日は1号艇の選手が躍動。11Rの竹下大樹こそ「抜き」での勝利だったが、それ以外は全て逃げでの白星。そんな博多では珍しいくらいのイン優位な流れにも乗って豊田健士郎もきっちり優勝を決めた。いや、そんな流れすらも関係ないと思えるくらい今節の豊田は強かった。
背にした53号機はシリーズ序盤から上位級のパワーを誇示。昨年11月のGIダイヤモンドカップで良かった時の形にペラは叩き変えたそうだが、見事に調整がハマった。優勝戦も4月に地元の津周年を控える中、絶対にフライングが切れない状況でコンマ03の快ショット。「スタートでプレッシャーをかけたい」と意気込んでいた大澤風葵のコンマ01も見事だったが、主役の座を最後まで譲ることはなかった。これで通算13Vのうち6Vがルーキーシリーズ。「ルーキーシリーズはルーキーシリーズの難しさがあるんですよ」と笑っていたが、格の違いを見せつける結果となった。3月で3回目の優勝ならペースとしては上々。まずはクラシックの権利取りを目指して、レースのカテゴリーに関係なく、全力を尽くしてくれるに違いない。
優勝者コメント・豊田健士郎
「スタートはさすがに早いと思って様子をみました。ルーキーシリーズは難しいですね。スタートもバンバン早いのを来るし。でも走り方は分かっているし、勝つことができて良かったです。この時期に今年3回目の優勝なので、良いペースできていると思います。5回優勝できた時(20年)は、ボーダーが高くてクラシックに出場できなかったので、今年は最低でも6回は優勝したい。SGの権利を獲るのが今年の目標なので、シビアに走りたいです。来月は地元の津周年もあるので意識して結果を出せればいいですね。博多はいつもエンジンがいい感じに動いてくれる。相性がいいです」