乙藤智史
乙藤智史

唐津

乙藤智史が当地初優勝

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新ボートで争われたボートレース唐津の「スプリングモーニングバトル」は21日、12Rで優勝戦が行われた。整備は1号艇の上野真之介がリング1本、伸びがさっぱりの長野壮志郎はキャブレターを交換。大外枠の前原大道はチルト3度の伸び仕様に整備を施した。

迎えた本番、進入は枠なりで節一パワーの乙藤智史はスタート展示と同じ3カドを選択。人気を背負った上野はインからトップスタートを放ち本命サイドで決着かと思われたが、上野は舟の向きがイマイチでターンマークを外してしまう。2コース中村晃朋が差しから好位置に付け、上野と中村の間へ乙藤が艇先をねじ込んだ。

1周2Mは中村が先マイに持ち込もうとしたが、バック内をグイグイ伸びた鶴本崇文が中村に合わせる格好でターン。両者は少し膨れ気味になり、大きく開いた懐へ差しを入れた乙藤が2周目ホームで鶴本と中村を捕らえる。競る3人はほぼ横並び。2周1Mは乙藤が先マイを決め、鶴本の差しはわずかに届かず2着惜敗。4着に敗れた上野は節間を通して不安視していた「乗りづらさ」がここ一番で出てしまった。

乙藤の優勝は2020年11月の下関一般戦以来、通算では6度目、当地は初優勝。2連単3-4は3530円(8番人気)、3連単3-4-2は17520円(37番人気)だった。

優勝戦の結果はこちら 唐津12R