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川野芽唯を優勝に導いた28号機に注目/福岡ルーキーシリーズ第5戦

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現行機は新エンジンに切り替わって3節目。まだはっきりとした素性は固まっていないが、それぞれのエンジンが最低1回は使われ、大まかな“良い”、“悪い”の判別はついてきた。その中でメーカー機候補と目されるエンジンを紹介したい。

まずは浜先真範川野芽唯と2節連続優出を飾り、川野を2年3ヶ月ぶりの優勝に導いた28号機。今回は上原健次郎の手に渡ったが「特訓は明らかに出て行きました。乗りづらさもないし、何もしなくていいかも」とにんまり。この28号機がエース機候補筆頭だろう。この28号機の対抗馬となるのが前回渡邉優美が優出した63号機。ただ、今節は登場していないので頭の片隅に入れておいてほしい。

初下ろしシリーズで渡辺浩司が優出した37号機も評判。今節手にした大澤風葵は当地初登場となるが「伸びは良さそうですね」と好ムード。水面に慣れていけば面白い存在になってくれそうだ。

11号機は宮地元輝が終盤に底上げし、続く水口由紀が優出。特長は軽快な直線系でスリットも道中もよく伸びる。手にした松井友汰も「行き足からのつながりで伸びていく感じがある」と機の特長は感じ取っていた。

その他では牧山敦也の57号機(前回使用者・井上未都)、大賀龍之介の27号機(前回使用者・垣内清美)、篠原飛翔の17号機(前回使用者・田中信一郎)、山田丈の19号機(前回使用者・辻栄蔵)、大場恒季の67号機(前回使用者・吉川元浩)、島崎丈一朗の34号機(前回使用者・常住蓮)あたりが注目機。すでにパワー差は現れているので、低調機に分類されるエンジンを引いた選手は苦しい戦いになるかもしれない。