平本真之
平本真之

琵琶湖

前検から好気配を披露した平本真之が王道V/琵琶湖秩父宮妃記念杯

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近況好調な61号機を手に前検から好気配を披露した平本真之が終わってみれば予選首位からの王道V。昨年はまさかの優勝ゼロとスランプに陥ったが、春の湖面で一昨年10月の平和島ダービー以来の特別戦制覇を成し遂げて桜前線よりもひと足早く"開花宣言"だ。今節は平本にしては珍しく前付け策も敢行するなど、気合たっぷりの走りで復調を印象づけた。明日(16日)開幕する平和島クラシック出場は逃したが、今後のSG、GI戦線での活躍が楽しみな一人といえる。

峰竜太は惜しくも準Vに終わったものの、記念戦線に復活して以降は初のファイナル進出。こちらもリズムを上げるシリーズとなったのは間違いないだけに、各地で存在感たっぷりの走りを披露してくれるはずだ。

優勝者コメント・平本真之

「すごくうれしい。最近は自分の中で調子が上がっている感覚があった。今回は優勝する気で来たし、いい結果が出たのはよかったですね。(転覆した一昨年の)グランプリから流れが悪くなって、去年は優勝ができなかった。今振り返ればすごくつらい一年。ただ笑顔を作ってやってきて、それがやっと花開いた感じです。今回はいつもやらない前ヅケもして、気持ちが入った一節間でした。ずっともやもやしていたのが吹っ切れましたね。去年は沈んだ分、今年は『バーン!』といきたい。グランプリを目指して突っ走っていくだけです」

優勝戦の結果はこちら 琵琶湖12R