小坂尚哉
小坂尚哉

芦屋

小坂尚哉が勢いを加速させる連続V

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ボートレース芦屋の「BTS勝山開設29周年記念」は、12Rで優勝戦が行われた。

4号艇で乗った大神康司が準優後に「ひとつでも内から」とコメントしたように、展示から前付けで2コースへ。3カドも示唆した竹井貴史はスローを選択し、14・2カド356の2対1対3の並びでスリットラインへ向かった。4カドの鶴田勇雄がコンマ15、渡邉翼がコンマ13の好Sを決めたが、遅れた位置から竹井が伸び返してダッシュ勢の攻めは不発。さらに、小坂尚哉もインからぐぐっと出てきて1Mを先マイに持ち込んだ。竹井が差しに構えた大神を叩いて鋭いまくり差し。これが入ったかに見えたが、最後にものを言ったのは圧倒的なパワー。小坂がバックに舟を向けると、竹井を振り切って2Mも先マイ。予選トップ通過からの準優、優勝戦を逃げ切り勝ちと、王道パターンで優勝を飾った。2連単1-2は230円、3連単1-2-3は650円で共に一番人気で決着。

小坂は前節の若松まで約2年もの間優勝から遠ざかっていたが、堰が切れたかのように連続優勝。過去に2回ある年間優勝4回を一気に上回るペースに持ち込んでいる。この勢いをどこまで継続させることができるかにも注目したい。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R