峰竜太
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琵琶湖

「これなら大丈夫」と峰竜太に笑顔/琵琶湖秩父宮妃記念杯

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前検練習後は「調整が必要」と多くは語らなかった峰竜太だが、初日は2、1着とさすがの成績。「最初は全然良くなかったけど、バルブとキャリアボデー、ペラをやって良くなりました。特にペラをやったことが一番大きかったですね。平尾崇典さんや浜先君とか伸びで良い人はいるけど、僕の好きなターンができる感じにもなってきています」と機力の上積みに成功し口も軽やか。

その談話に出てきた浜先真範は前検日から評判になっていたが、実戦でも強烈な伸び足を披露した。「伸びは良いですね。ただ、出足はペラを叩いてもまだしっくりきていません。リプレイを見たら進んでいるけど、自分の体感では重いですね。でもこの伸びを落としたくないから、そっちの方向(伸び足に合わせた調整)も考えないとダメかも」と、少し贅沢な悩みを持っている様子。

伏兵勢では末永祐輝大久保信一郎も評判のパワーを見せつけた。末永祐が「前検から感触は良かった。伸びは強めだと思う。自分の好きな感じになっている」と言えば、大久保も「抜けてからの足は良かったですね。あの辺(の足)がほかの人より良いのでしょうね」と自身の体感以上に伸びたと笑顔で語る。

初日ドリーム組では、鮮やかなまくり差しで突き抜けた篠崎仁志は「前検から何もしていません。前操者のままでどの足も普通ぐらいです」と言うにとどまったが、ムードは悪くない。その篠崎にやられた瓜生正義は「うまく回れなかったですね。水面にうねりがあって自分がうまく乗れなかったです。でも、体感も足も悪くないですよ」と、水面が良くなれば巻き返せると力を込めた。

女子は平山智加が欠場となり大山千広土屋南の2人だけになってしまったが、大山は「今日(初日)はエンジン勝率のような感じではなかったですね。もらったペラの形を尊重し過ぎたかも」とペラ調整に取り組む様子で、土屋も「やばかった。全然前に進んでいなかった。レース後に整備して乗ってる体感は良くなっています」と上積みに期待する。