鈴谷一平が嬉しい地元初V

ボートレース尼崎の「阪神電車 ジェット・シルバー5700杯」は21日、最終日を迎えた。選抜戦10Rは中岡正彦が差し抜けて万舟決着。11Rは山田康二が逃げて白星締め。A1レーサーが最後はしっかり実力を見せつけた。

優勝戦の進入は枠なり3対3。スリットではセンター勢がゼロ台Sを決めたが、インの松井繁も先マイは譲らず。ただ、鈴谷一平が角度をつけたまくり差しでを決めて、バックでもグイグイと加速。松井と並走状態に持ち込んで、2マークは鈴谷が先行。山崎郡も2マーク巧旋回で迫ったが、一歩及ばず。鈴谷が後続を引き離してVを奪取した。山崎が松井を振り切って2着。さらに道中で追い上げた稲田浩二が松井をかわわして、3着に入った。

優勝した鈴谷は通算3度目、今年初、当地でも嬉しい初V。昨年8月の初優勝から一気に3度目の優勝を飾った。今節はエンジンの仕上がりも良かっただけに、今後の走りにも大注目だ。

優勝戦の結果はこちら 尼崎12R