若松のエンジンは11月14日が初使用で、今節はまだ9節目。ただ、2節前に周年記念があったので相場はかなり固まってきた。若松得意の中間整備も始まっているので、これが当たって上昇したエンジンも何基かある。
29号機(A+) 岡村慶太
周年前の中間整備が大当たりして、周年では
石野貴之が出足系の節一パワーに仕上げた。続くB級の
吉田祐貴も4勝をマーク。現状はエース機候補の筆頭。
周年の前までB級しか乗ってないのに2連対率が40%を超えていた優良機。周年の
馬場貴也は優出できなかったが、選手間では節一レベルくらいの評判を得ていた。
正月レースで
原田才一郎がトップ級の後、
笠原亮が一般戦で節一の回り足。周年では
田中信一郎が抜群の行き足で2回まくりを決めるなど予選4位通過を果たした。
初使用から潜在能力の高さを見せつけ、2人目の
谷野錬志が優勝。周年では
篠崎仁志が初日から好感触を得て優出。
正月レースの
水摩敦の電気交換が当たって大化け。周年では
竹井貴史が序盤からトップ級のパワーで活躍した。
周年前の中間整備で急上昇。周年では
辻栄蔵が伸びを中心に好感触を得ていた。
40号機(A出足型)村上遼
周年では伸びペラの使い手、
和田兼輔が伸びを付けようとしたが、どうやっても出足型の上位足のまま。ただ、最終日の妨害でシャフトが交換されており、影響が心配。
周年の
吉川元浩は伸び型の上位足。直前の一般戦では新人女子の
刑部亜里紗が節一パワーで6コースから3勝をマークした。
3号機(A)竹井貴史
正月レースでB級の
柴田朋哉が
阿波勝哉ベースのペラで節一仕立て。周年では
佐々木康幸がペラを大幅にたたいてしまい、全く目立たず。
当初はエース機候補の筆頭だったが、新人がペラをたたいてあり得ないほどボコボコになっているとか。周年では
羽野直也がペラ調整に手こずりながらも優出。ペラが交換されたら一気にエース機になる可能性がある。
重量級の
森田昭彦が「全部いい」と好感触だったが、周年では
茅原悠紀がそのパワーを引き出し、優出メンバーの中ではトップの気配だった。
浦上拓也、
田路朋史と一般戦でトップ級のパワーを披露。周年では
新田泰章がパワーを引き出して予選を突破した。
2人目の
菅章哉が伸びペラで出足も来させたパワー機。周年では
松山将吾が随所に好パワーを披露して穴を提供した。
47号機(A)桑原悠
2連対率不足で周年では使用されなかったが、直前節の
宮下元胤が8走して7連対の活躍。その前の
福田雅一も初日から好パワー。優勝は逃したが予選トップで優勝戦は1号艇だった。
初使用の
岡崎恭裕が「最後は自分が節一だったと思う」という感触。周年の
金子拓矢はパワーを引き出せず平凡だったが、乗り手次第で上位になる。
乗り手にB級が多く、数字(29.8%)はないが、誰が乗ってもほぼ上位の足になる。周年の
石丸海渡も行き足に好感触。
数字はあまり高くないが、乗り手が良ければ上位パワーになる。周年では
池田浩二が「上がりが早い」と好感触で準優勝。