ドリーム1号艇は今期勝率6点の森照夫

ボートレース常滑で「日本空調システム杯〜めざせ！初優勝〜」が10日に開幕する。しかし、今期に入って初優勝を飾っている選手がふたり参戦。小林文彦・伏見俊介がその2人だが、シリーズの意向に沿わないということでドリーム戦からは外れている。

ドリーム1号艇に指名されたのは今期勝率6点の森照夫。引いた2号機も2連対率55%のエンジンとくれば、気合いが入らない訳がない。「乗った感じは良かった。試運転で浜崎(準也)君と同じくらい。特訓でも悪くなかった。出足がちょっと良さそう。Sも大丈夫だと思うけど、1本持っているので早いのでいけない。ドリーム戦に乗せてもらったので今節は頑張りたい。しかも初めてのドリーム戦が1枠でビックリ」と。今節の主役になれるか、注目したい。

ドリーム組でオッと思わせる気配を見せたのが小羽正作だった。「回転が上がっていて、足はまあまあで普通ぐらい。悪い感じはしない」。やや控えめに聞こえるコメントだが、他の選手からの評価は高かった。

実績機を引いた面々にも注目が必要だろう。浜崎準也・村岡賢・井本昌也がこれに該当する。浜崎は、「良さそうでした。回転の上がりが早い。起こし遅れても追いつく感じがした。行き足はちょっといいかも」。村岡が、「エンジンは良さそう。出ていくことはなかったけど、班では一緒くらい」と出足型のエンジンに好感触。井本が、「直線はいいと思う。ただレバー当てた時にラグがあるので、そこが不安。レースしてペラ調整は考える」とこちらは伸び型エンジンにその通りの動きを見せた。