琵琶湖
琵琶湖
不利な隊形をものともせず宇野弥生がイン速攻V/琵琶湖ヴィーナスシリーズ
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
ボートレース琵琶湖の「びわこヴィーナス!第3回酒処京都新京極スタンド杯」は8日、最終日を迎え優勝戦が行われた。朝から晴れ間が広がる好天気に恵まれたが、午後からは次第に風が強くなり、優勝戦は追い風3m、波高4cmと少し波立つ水面で行われた。
優勝戦はS展示と同様にすんなりと枠なり進入に落ち着く。絶好枠からインコースに陣取るのは3日目後半から5連勝と勢いに乗る宇野弥生。2コースにはベテランの日高逸子、3コースは5日目準優で渾身の差しを決めた小芦るり華、その小芦に差しは許したがしっかり2位を死守して優出果たした樋口由加里がカド4コース。そしてアウトに構えるのはともに5日目準優で激しい2位争いに競り勝った前原哉と地元の孫崎百世。枠なり3対3で優勝戦が開始されたが、2コースの日高がタイミング合わずスリットで大きく遅れをとる。3コースにはまくり得意な小芦がいて、インの宇野にとってはイヤな隊形となったが、そんな不利な展開をものともせずトップスタートから一気に先制する宇野。小芦のまくり差しは届かず、引き波に足をとられて後退。代わって2番手に浮上するのはスタート後手から伸び返して最内を差した日高とダッシュから展開突いた前原と孫崎のアウト勢。2Mでは悠々と先行する宇野に日高、前原と続き、孫崎は後続の樋口と接触し大きく後退。そこから小芦が差を詰めて前原に迫るも、これを前原が2周1Mで振り切って上位3者の順位が決した。
3連単の配当は1-2-5で2,690円(11番人気)。優勝した宇野は、これがデビュー以来通算100回目の優勝戦となり、19回目の優勝。当地では2度目の優勝となった。今シリーズは5、6枠で舟券圏内を外したほかはオール2連対で3日目後半からは6連勝と、文句なしの内容でみごとな優勝だった。