藤山翔大が優勝戦1号艇を目指す

ボートレース丸亀「丸亀市議会議長杯」は2月1日、準優進出戦を勝ち上がった18選手が9～11Rで準優勝戦に挑む。

水面が落ち着いた6日目は1号艇が10勝。準優進出戦は、2連単がすべて1番人気決着だった。8Rは石倉洋行がイン速攻。「足合わせでは、だいたいの人に余裕がある」とトップ級。2着の小野達哉は「伸び型で上位グループの下の方」と話す。9Rは小坂尚哉が押し切り勝ち。ここも強かったが、6コースからもう少しでまくり切る勢いだった前半5Rも強かった。「全体に上位」と笑顔を見せる。2着の古澤光紀は「普通」。実戦気配も着順ほどの力強さはない。

10Rは2連単1-3決着だったが、こちらが1番人気。予選トップの藤山翔大が逃げ切り、3コースから握った濱本優一が2着に入った。藤山は「1号艇以外は伸び重視、1号艇は行き足重視。どちらでも上位」と話す。濱本は「出足型で中堅上位」という。11Rは土屋智則が逃げ、2号艇の馬野耀が2着。土屋は「いいコメントが出せない。ホント普通」と勝利にも苦い表情。馬野の方が「出足型に戻していい感じ」と明るい表情だった。

7日目は3月並みの気温になるという。出足不足の選手は調整が難しくなるかもしれない。