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ボートレースびわこ「日刊スポーツ新聞社杯争奪 第37回荒法師賞」は24日が最終日。午前中から雪が舞い散る天候となり、午後からは時折激しく降る雪のためにレース開始を見合わせるなど、優勝戦の展示航走も吹雪の中で行われた。しかし、本番時刻にはちょうど雪がや止んで晴れ間が覗く中で行われた。
S展示と同様に本番でも前付けを敢行した4枠の江口晃生が2コースに入り、インは1枠の倉持莉々が主張。2枠の伊藤将吉は3コース、そして3枠の岡村将也が4コースのカドとなり、5枠の黒澤めぐみと6枠の木村仁紀が艇番通りのアウトに並ぶ隊列で優勝戦が行われた。
インの倉持がコンマ05のトップスタートを決めたものの、3コースの伊藤が2番手スタートから1マークをまくって出る。倉持はこれに対抗できず後退。まくった伊藤も外へやや流れ、この伊藤をマークする形で岡村がズバッとまくり差しで中央突破。さらに黒澤の差し、木村のまくり差しが入り、バックでは抜け出した岡村に黒澤、木村の順で追走。伸び足は抜群の黒澤が単独の2番手に浮上し、3番手の木村が後続を引き離したところで大勢が決した。3連単は3-5-6で22,890円(63番人気)とインの倉持、2コースの江口の人気両者が圏外に敗れ波乱の幕切れとなった。
優勝した岡村は昨年夏の大村でのデビュー初優勝に続く自身2度目の優勝で、当地は前回に続く優出で初優勝とした。
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