重成一人、繁野谷圭介が初日連勝発進

ボートレース福岡の7日間シリーズ「スポーツニッポン杯争奪戦」が14日に開幕。まずは手に汗握る先頭争いとなった初日ドリーム戦を振り返ろう。進入は123カド456の枠なり3対3。イン先マイを狙う重成一人に対して、3コースから長田頼宗がツケマイ強襲。これを受け止めた重成に対して、まくり差した田中和也が猛追。ホームは3艇が横並びとなったが、2周1Mを先に回った田中の内側へ重成が好ハンドルで切り込み、2周2Mは重成が内有利に先取り。ここで決着がついた。

重成は「見ての通りで余裕はありません」と第一声。「悪くないかなと思ってレースに行ったけど、いい人はいるし、現状は平均点(中堅)。ここから少しずつ良くしていきたい」と話した。一方、惜しくも白星を逃した田中は「もうやることがないです。仕上がってます」と機力にOKサイン。2日目以降の活躍が楽しみになる走りだった。

一般組では繁野谷圭介が重成とともに連勝発進。「整備、ペラ調整とやってだいぶ上積みできた。中堅上位くらいにはなったと思うよ」と前検からの大幅な底上げに成功している。