得点率トップを巡って西島義則と市川哲也が激しい攻防

ボートレース江戸川では13日に「第11回ボートレース研究ファン感謝祭」予選最終日の攻防が行われた。

得点率トップを争った西島義則と市川哲也による格上広島勢の攻防は見応えがあった。5Rで市川が2コース戦で3着に入ると、続く西島も8R5枠戦で3着。決着は最終12Rの直接対決に持ち込まれた。とはいえ、西島が1枠、市川は6枠という構成。予選首位は西島で決まりというムードだったが、1Mはイン西島がターンマークをやや外し、ここに鋭くまくり差した市川が肉薄。西島を捕らえたかと思われたが、出口からの足でかろうじて西島が前に出て1着をキープ。これで、西島が予選トップ。市川は2位となった。

勝った西島は市川に対して「今のは2号艇に差されるかと思ったけど足が良かった。(隣にいた市川に)あの上、来たのか？すごいな、お前。やっぱりうまいわ」と苦笑い。ただエンジンに関しては「いいのは行き足。乗りやすいし、伸びはそうでもないけど悪いところもないよ。やられるのは3日目の森作雄大ぐらい。(森作が)隣なら大丈夫。Sも行き足がいいからしっかり行けてる」と絶大な信頼を寄せている表情。準優は12Rの1枠に陣取る。

惜しくも2位の市川は準優は11R1枠に。「展開が良かったですね。朝は重たいしターンが合ってなかったけど、今はいい調整がでいたと思います。直線というよりもレース足が良かった」と機力に関しては徐々に仕上がりつつある様だ。

ちなみにメンバー構成的には12Rの西島のレースの方が、超抜・森作をはじめ野中一平&中村泰平の若手気鋭に加え、良化の枝尾賢、伸び強力な重野哲之といて激戦ムードだ。