原田篤志が道中逆転でV

ボートレース唐津の「PayPay銀行杯」は11日、優勝戦が行われた。

2号艇で出走を予定していた広次修は家事都合で欠場。5人によるファイナルとなった。注目は4号艇で臨んだ酒見峻介の位置取りだったが3カドに持ち込む。スタート隊形は横一線。そこから伸びに自信の酒見が1Mまでに伸びてまくりに持ち込む。バックは先頭を航走する酒見を差し込んだ原田篤志(内)と大平誉史明(外)がほぼ横並びで次位争いの図式。続く1周2Mは酒見が先マイで優勝は決まったかと思われたが鋭く差し込んだ原田が2周目のホームで並走に持ち込む。2周1Mで差し返しを狙った酒見は旋回後に舟を大きく浮かせて態勢を崩してしまい、逆転どころか大平に抜かれて3番手に後退。どうにか森野正弘の猛追をしのいで舟券には貢献したが、地元初優勝は持ち越しとなった。

また、大逆転の原田は2019年12月15日の多摩川一般戦以来、通算22度目のVゴール。当地は初優勝だった。2連単6-5は5,660円(16番人気)、3連単6-5-4は13,810円(39番人気)。

優勝戦の結果はこちら 唐津12R