展開を突いた麻生慎介が当地初優勝

新エンジン6節目で4日間短期決戦のボートレース若松「ビッグベアーズカップ」は優勝戦が行われ、2コースから差した麻生慎介が船岡洋一郎を競り落とし、今年初、当地も初、通算18回目の優勝を飾った。

進入は動きのない枠なりの3対3。スタートはインの福田雅一がやや後手を踏み、4カドの杉山裕也が少し先手を取るも船岡に止められて攻めるまでには至らず。インの福田が先マイしたが、握り過ぎたのか大きくターンを外して大飛び。2コースから麻生、3コースから船岡が差し、バックは広島コンビの首位争い。

2マークを迎えて船岡がやや先行していたが麻生も引くわけにはいかず、ここを先マイしてV確定。船岡は懐が取れずに麻生のボートに弾かれて大きく後退。杉山と福田が次々と差し、それぞれ2、3着に浮上した。

2連単は4040円、3連単は1万350円の波乱決着。福田は4年ぶりのVチャンスを逃す格好になった。

優勝戦の結果はこちら 若松12R