琵琶湖
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是澤孝宏が馬場貴也を再逆転で下してオール地元戦初V
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ボートレースびわこの新春シリーズ「新春滋賀県知事杯争奪戦」の優勝戦が8日の最終日に行われた。朝から日差しが降り注ぐ好天気となったが、午後からは少し雲が広がった。しかし、風はむしろ穏やかになり優勝戦が行われた時刻には、ほとんど無風状態と最高の水面コンディションとなった。
4大会ぶりにオール地元の滋賀支部勢の顔ぶれによる優勝戦。人気は絶好枠の是澤孝宏と2枠の馬場貴也が圧倒的支持で人気を分け合う形となり、レースでも両者が競り合う大激戦となった。枠なり3対3の隊形でスタートした優勝戦、スリットで先手を奪ったのは2コースの馬場。しかし、インから是澤が伸び返して1マークを先制。馬場はすかさず差しハンドルで内に切り込む。バックでは早くも先行2者が後続を大きく引き離す。3番手には2番差しの遠藤エミと大外から展開突いた川北浩貴が艇を並べる。一方、首位争いはバックで舳先を届かせた馬場が内有利に2マークを先取りし逆転。これに対し是澤は内を突いて応戦。まだまだ勝負はつかず、2周1マーク、今度は是澤が内となり外の馬場をけん制しながら先マイ。ここで是澤が馬場を突き放す結果となり首位争いは決着。大きく離れた後方では川北が遠藤に競り勝って3位に浮上。
3連単は1-2-6で3,520円(12番人気)。最後は人気を分けあった両者による、意地を懸けた見応えたっぷりの大激戦となった。是澤は昨年2月にびわこで近畿地区選を制しGI覇者の仲間入りを果たして正月、GW、お盆の各戦を通して初のオール地元戦Vを達成した。