後藤翔之が4連勝で予選トップを堅守

今シリーズは5日間の準優3R制で、早くも明日は予選最終日。得点率トップには地元の後藤翔之。初日連勝駆けに続いて、2日目も鮮やかなさばき技で2戦2連勝。「(回った感じはいい？)そうですね。あの辺はいいですね。行き足までが良くて理想の感じに近づいている。伸びはこなさそう。S先行してても追い付かれる感じ。でもそこまでやられる感じはない。展開を突く足は十分にある。変に伸びは付けたくても付かなさそうなので、今の状態で微調整したい」という機力状況。調整は順調だ。ただ、3日目に残す枠が6、5枠の2戦。積極的な前付け策を見せてくる可能性もあり、スタート展示から動向注視といったところ。

2位につけたのも地元の作間章。差し、逃げで連勝。初日から4戦3勝のオール2連対と好調だ。足の方は「どの足もバランスが取れて水準以上ある。伸びとか特徴が出ている人には部分部分でやられるけど、トータルで見たら悪くない。乗り心地は許容範囲」とズバ抜けた感じではないが、レース足全般がいいイメージだ。

3位には安達裕樹。2日目のMVPで言えばこの安達。前半3Rの6枠戦は大外からまくり一撃。後続を4分の1周分ほど置き去りにする独走で、現行機のレコード1分46秒5を、1分45秒7とブッチギリのタイムに塗り替えた。後半の10Rもアウトから差し切って白星で連勝駆け。「足は良いですね。ターン回りの押しが良い。行き足から伸びも良いと思う。自分の中では結構な仕上がりに来てると思ってるんですよね(笑)。レコード更新のタイムみたいですね。ツイてました。もう調整はこのままで」と納得の表情だ。

以下は内堀学、桐本康臣、北山康介までがベスト6位圏内という上位状況。ちなみにボーダーは6点付近。現在18位には間嶋仁志。機力は上位級だけに、4、1枠での勝負駆けに注視したい。