芦屋
篠崎元志がツキも味方に今年5Vへ挑む
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篠崎元志が気迫の速攻V
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2022年の当地を締めくくる男女混合で争われた短期決戦「BTS日向開設12周年記念」は、4日目の最終日最終12Rで優勝戦が行われた。
進入は誰も動きを見せずに枠なり3対3。準優では同じ1号艇でS遅れをしていた篠崎元志が「最後はしっかり行きます」と宣言した通りにコンマ04の快ショットをぶち込むと、一気の逃げ切り。スリットでは僅差だった中田元泰、石丸海渡も太刀打ちできなかった。外枠の木田峰由季と秦英悟の両者は、内にこれだけSを行かれては出番なし。中田は握った石丸の引き波に沈んで後退。その石丸が節一級のパワーを誇る大原祥昌の追走を抑えこんで2着。大原が3着に入線。2連単1-3は370円(2番人気)、3連単1-3-4は1,620円(8番人気)で決着した。
4日間と短い争いではあったが、その中で篠崎が底力と千両役者ぶりを見せつけたシリーズだった。初日のドリームレースでは強力パワーだった魚谷智之(家事都合のため帰郷)の攻めをギリギリでしのぎ、2日目12Rで1着なら予選トップで逃げ有力と見られていた岡崎恭裕が勝ち切れず、スリットで後手に回った準優は他艇がやり合う間に小回り逃げ。「今節はツイていますね」と思わず口にしたが、このチャンスを逃さないのがスター。今年5回目の優勝を飾り、3月にボートレース平和島で行われる第57回ボートレースクラシックの出場権を手中に収めた。
