川崎智幸がイン逃走劇を決めて今年初Ｖ

4日間シリーズの「アビスパ福岡杯」は最終日を迎え、12Rで優勝戦が行われた。午後から降り出した雨は雪へと変わり、8R発売中には吹雪のような光景になったが、優勝戦の頃には雪も止み、曇り空の中でファイナルの幕が上がった。

進入は123カド456。突風のような追い風が吹いていたが、横一線のきれいなスリット隊形になった。コンマ18と負けないスタートを決めた1号艇の川崎智幸が先マイ。リードを広げて独走態勢に持ち込んだ。2番手は追い風の中、果敢に仕掛けた長谷川充が浮上。3番手争いは森野正弘が池永太に競り勝った。2連単1-3は830円(4番人気)、3連単1-3-2は2,150円(7番人気)。

勝った川崎は今年初、当地では14年10月以来8年2カ月ぶりの優勝となった。「風が強くて、入れることに精いっぱいでスタート勘どうこうではなかった。勝てて良かったね」と安堵の表情を浮かべていた。

優勝戦の結果はこちら 福岡12R