田頭実がF2でも本領発揮のSで王道V

男女混合の5日間シリーズ「BTS金峰開設18周年記念 BOATBoyカップ」は最終12Rで優勝戦が行われた。追い風が5mと強め。それだけでなく、向きが当地で一番Sが早くなる北西の風。いくらボート界屈指のS野郎・田頭実とはいえ、F2の身。加えて準優でコンマ01のSを行っていたこともあって厳しい条件が揃ってしまった。

迎えた本番は、進入で動きを見せる選手はおらず、枠なり3対3でスリットラインに向かう。田頭とともにスロー水域を固めた松村敏と里岡右貴が遅れて、中へこみの隊形に。興津藍がカドからコンマ11のSを決めて絞り込んで行く。ただ、ここで田頭が興津と同じコンマ11のSと本領発揮。ダッシュ分、伸びられはしたが、興津を牽制して1Mを先マイ。バックではやや先行されたが、2Mを内有利に運んで優勝を決めた。2着はそのまま興津、3着には松村が食い込み、2連単1-4は680円(3番人気)、3連単1-4-2は2,050円(6番人気)の人気筋で決着した。

優勝戦の結果はこちら 芦屋12R