前検一番時計は前田翔

今節から新エンジン・新ペラでのレース。選手は手探り状態での戦いとなる。主役の期待がかかるのは、地元のエース本多宏和。今年は当地でSGデビューを果たし、予選で2勝を挙げている。そんな水面でドリーム1号艇に選ばれたとあれば、やる気も倍増だ。「乗って直ぐは回ってなくて、叩いたがまだ足りない。足は悪くないので、回転の上がりを良くしたい。ギヤを見てチルトの調整を考える」と話す。特訓での動きは悪くなかっただけに、キッチリ優勝戦線に絡むだろう。

ドリーム組では黒野元基も「S特訓の足は下がる事はなく、悪い感じはしない。ペラは自分の形に叩いた」となかなかの動き。こちらもいいと言い切らないのは、まだレースをしていないからだろう。

前検の段階で良いコメントが聞かれたのは、杉田篤光ただひとり。「乗って直ぐにペラを叩いて、足は周りの人に良いと言われたし、特訓は伸び気味でSが届いていた」と。これは期待できそうだ。

前検一番時計は6秒67の前田翔。「そのまま行った。下がる感じはなかったし、これで行く。タイムが良かったのは出るコースを走ったのもありますよ」と。これがレースに結びつくのか、ひとまず初日を見てみたい。