谷野錬志が自身の通算1000勝を祝う差し切りV

「サンケイスポーツ旗争奪第65回GSS競走」は最終日。10R特別選抜B戦は松田竜馬、11Rの特別選抜A戦は松井友汰が逃げて白星締め。

12Rは注目の優勝戦。進入は展示と変わらず枠なりの3対3。スリットでは4コースカドの上田龍星が少しのぞく形。その上田が4カドから内に絞るも、インから安達裕樹がうまく合わせてこのまくりをブロック。しかしこの影響で少しターンが流れる形となり、2コースから差した谷野錬志がバックで安達に艇先をかける。2Mを先取ると安達の追撃を振り切ってVゴールを駆け抜けた。安達も鋭く差しハンドルをねじ込むもあと一歩及ばず2着。1Mでうまく展開をまくり差した金子拓矢が3着に続いた。

2連単2-1は2180円の6番人気、3連単2-1-5は9,000円(24番人気)での決着となった。優勝した谷野は今年初、通算24度目、当地では2013年以来9年ぶり2度目の優勝となった。5日目の前半で通算1000勝達成した谷野だが、結果的にはその勢いそのままに準優勝戦で1001勝、優勝戦で1002勝と見事3連勝で栄冠を掴んだ。

優勝戦の結果はこちら 住之江12R