小野達哉がドリーム戦を制して連勝発進

初日メインのドリーム戦は、伏兵の小野達哉が5コースから鮮やかにまくり差して勝利。先マイの杉山正樹が2着。3着にはスリット仕掛けた佐藤大佑が入り、3連単は2万円超えのビッグ配当となった。

勝った小野は前半も逃げて、初日は見事連勝ゴール。ただ「後半は展開。スリットはみんなが放り放りだと思う。僕も放ったけど、上手いこと回れた。足は悪くないけど、乗りづらさがあるし、調整は必要」と。SG「ボートレースダービー」では存在感がなかった47号機が気配一変とはならなかった様で、現状は中堅レベルの足色か。

一方、人気に応える事が出来なかった杉山は深刻な表情。「現状は何もない。全くです。SG選手のみんなが色々整備しても良くならなかったのに、僕のエンジンが良くなるとは思えない。僕のが良くなるんだったら池田浩二さんも直っていたはず。今節はしのぎます。前半の1着はめちゃ嬉しかった。大敗もあると思っていたので…」と話す。杉山の52号機はSG「ボートレースダービー」で辻栄蔵がワーストクラスの動きだったエンジン。杉山も今節は苦労しそうだ。

逆に3着入線の佐藤大佑は「いいと思う。自分のペラに叩いて伸びは上位。前半はチルトマイナスで重たさがあったけど、後半は0にして正解でしたね。ドリーム戦の中でも伸びは負けることない。結果は3等だったけど、出足も最低限ある。この伸びで、この出足なら僕の中では満足」と笑顔一杯。2日目は大暴れを予感させる。