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「BTSオラレ日南開設11周年記念 ニッカン・コム杯」はいよいよ最終日。最終12Rで優勝戦が行われた。6号艇の大神康司は展示から内寄りへ。S展示では4号艇の新田泰章が抵抗して12346カド5の5対1になったが、本番は引いて1236カド45の4対2でスリットラインへ正対。スロー勢は100m辺りの起こし位置になった。これぐらいなら想定内であっただろう1号艇の永田啓二がインからコンマ05の快ショットをぶち込むと、他艇に何もさせない完璧な逃げで今年初Vを決めた。バックの2番手争いは、握った堀本和也と差した大賀広幸が競り合う間に、最内を差した江夏満がするすると浮上。永田に続いて2Mを回ったが、大賀が堀本を牽制しながら差し返す。江夏も3周ホームまで食い下がりはしたが、大賀が2着を守り切った。2連単1-2は320円(2番人気)、3連単1-2-5は1,280円(6番人気)とともに人気筋で決着した。
永田は3日目後半から破竹の6連勝。初日ドリームを含めて節間8勝の荒稼ぎで圧倒的な優勝を飾った。期またぎの今節、「前期はダービー勝負駆けに失敗するし、けがをして90走(A1の規定出走回数)にも届かなくて散々だった」と悔やんだが、今期初戦でVとまさに心機一転。地元水面での快走をきっかけに、急浮上する。
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