好調エンジンは大塚康雅、冨成謙児がゲット

ボートレースダービーの興奮冷めない中、早くも一般戦が始まるボートレースとこなめ。今節はダービーで活躍したエンジン、ダービーに出られなかったエンジンが入り混じっての戦い。いつも以上の機力差となるだろう。そのダービーで節1、節2と甲乙つけがたかったのが9号機と63号機。9号機が上平真二、63号機が関浩哉と言えば分かりやすいだろうか。今節9号機を手にしたのが大塚康雅、63号機は冨成謙児に渡った。大塚は、「出足が良かった。その辺はいいレベルだと思う。直線も悪くない。特に不満はない」と納得の表情。一方の冨成も、「かなりパワーがある。エンジンはめちゃめちゃいいと思う。直線はちょっと出るぐらいだけど、とにかくトルク感がすごい。すでに全部の足がいいと思う。あとはペラをどんな感じにするか。このままか、好みの感じにするか」と。この二人は初日2R一回乗り。早くも直接対決する。

馬場貴也が優勝へ導いた26号機も注目しなければならないか。しかし、正直、前検練習では目立つ動きはなかった。26号機を引いた秋元哲も、「足は優勝エンジンの感じではない」と。それでも希望は持っている。「もしかしたらレースで出足がいいかもしれない。4日間レースなのでペラはこのまま、出足、行き足寄りの形で行く」と。レースにいけば良かったパターンはよくある話。そうであって欲しいものだ。