田村隆信
田村隆信

常滑

4日目は田村隆信のカド攻めに期待/常滑ボートレースダービー

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来月の鳴門チャレンジカップの選考期間は今月末まで。実質、このダービーの結果で出場選手が決まると言ってもいい。現在のボーダー近辺には土屋智則河合佑樹中野次郎らの名前があるが、1円でも多く稼いでシリーズを終えたいのが本音だろう。

そんな中、地元のビッグレースにどうしても出場したいのが田村隆信だ。ただ、現状はボーダーラインから300万円ほど賞金が足りてない。「チャレンジカップ出場へは最低でも優出と思ってるし、まずは準優に進めるようにしっかりレースをしたい」と本人も相当意識しているようだ。その気迫の表れが3日目の2、1着だろう。「足は悪くないと言うか、むしろちょっといいかなと思えるチャンスある足です。言い訳にはなるけど、ここのところSG・GIではずっとエンジンの引きを含めて悪かった。前節ぐらいからやっと兆しは見えてきてたんです。気持ちが入り過ぎるとF切るので、落ち着いてはと思ってるけど、昨日(2日目)まではSビビってましたね。今の7Rも本当はS落としたかったけど、ここで落としたらダメだと思って全速でいきました。結果的にあれでコンマ10なら、もう少しいっても大丈夫なのが分かった」と。3日目終了時点での得点率は7.00で5位タイ。上位陣の崩れがあれば準優1枠も狙える位置だ。4日目の出番は9R4号艇。渾身のカド攻めが見られそうだ。