芦屋
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中田元泰が王道を辿り当地初V
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「第9回ギラヴァンツ杯」は最終日、最終12Rで優勝戦が行われた。5日目には4号艇の小林一樹、6号艇の村越篤が進入に含みを持たせ、5号艇の下出卓矢はチルトを跳ねての伸び型も示唆していた。最終的には、下出はチルト0で、進入も展示から枠なり3対3。展示タイムは村越が1位、下出が2位と外枠の2人がS展示で好気配を見せていた。これがそれぞれに対するプレッシャーになったのか、全艇が0台の強烈なスリット合戦。とくにA1勝負駆けもかかっているセンター枠の井内将太郎と小林はかなり踏み込んだ。小林は明らかに放っていたが、行きすぎてしまい無念のF。井内もコンマ01とギリギリだった。1号艇の中田元泰もコンマ05の快ショットから井内の攻めをシャットアウト。機力で上回る稲田浩二の差しもわずかに届かず、バックで態勢は決した。Fによる返還もあり、2連単1-2は200円、3連単1-2-3は410円とともに1番人気だった。
中田の勝因は調整力。上位機が多く使用された今節の中で相棒の56号機は中堅機だったが、初日の段階で上位クラスの足に仕上げた。周りが出してきたこともあり、日を追うごとに相場での位置は下がっていったが、序盤の貯金も活かして予選トップ通過から枠の利を活かして頂点に立った。9月江戸川に続く今年3度目のVとペースを上げているだけに、今後も目が離せない。