地元の総大将今垣光太郎が意地で押し切り優勝

朝からスッキリと晴れた気持ちの良い秋晴れの中で「日本MB選手会会長杯 第30回たけふ菊人形賞」優勝戦が行われた。

風向きは、一日を通しての追い風。水面状況は、最大風速7M/秒、最大波高6cmと荒れ模様で、8R以降は安定板が装着された。決まり手も、逃げ7本、差し3本、まくり1本、抜き1本とインが敗れる場面も多く、配当面でも、4Rにはインの大田直弥が転覆、その隙に地元の寺嶋雄が差して勝利し123,670円もの超高配当が生まれ、他にも万舟券が2本飛び出し荒れ模様となっていた。

そんな中で注目の優勝戦が行われた。S展示から各選手に大きな動きは見られず、本番もS展示と並びは変わらず、艇番通りの123カド456でレースの幕を開けた。絶好枠に構えた地元の総大将今垣光太郎が、歯を食いしばってコンマ05のトップスタートを決め、そのまま首位をキープし見事優勝を勝ち取った。