山口裕二
山口裕二

芦屋

山口裕二がパワーで当地初Vもぎ取る

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「4Kソリューションカップ 芦屋巧者決定戦」は最終12Rで優勝戦が行われた。

ここまで全てスローから走ってきた山地正樹だが、優勝戦は展示からダッシュを選択。123カド456の枠なり3対3でスタートした。ダッシュ3艇が0台を踏み込み、2号艇の林美憲と3号艇の岡瀬正人もコンマ11の好タイミング。インの山口裕二がコンマ15とやや遅れたタイミングから1Mまでに伸び返して先マイに持ち込んだが、ターンで少しバウンド。バックでは握った岡瀬、1番差しの林美と三つどもえの首位争いになった。最内の林美がギリギリ舳先を掛けて窮屈になりながらも2Mを先制したが、ここで山口裕がエース41号機の強力パワーを発揮して差し返しに成功。二番差しの格好になった岡瀬は山口裕を捕らえるまではいかず2着まで。2連対1-3は660円(2番人気)、3連単1-3-2は1,240円(4番人気)で決着した。

山口裕は当地初Vではあったものの、今節で3節連続優出だったように「芦屋巧者」の名に恥じぬ好実績。「芦屋を走る時は、大けがをしたことが頭のどこかにちらついてしまう」というトラウマもあったが、今回の優勝で嫌な思い出をいい思い出でアップデート。今年3Vとクラシック出場権も現実味を帯びてきた。このままリズムを上げて、年末まで突っ走る。