平山智加が初日ドリーム戦を完勝/住之江ヴィーナスシリーズ第13戦

「VS大阪スポーツ賞第33回アクアクイーンカップ」は初日。12R「大スポドリーム」は平山智加がインから先に回ると、バックでは一気に突き放して完勝。平山は前半8Rでは2着として初日は2走2連対と上々のスタート。「もうちょっと上積みしたい気はするけど、現状でも足はバランスが取れて少しいい」と納得を見せた。

予選組では中谷朋子が初日連勝に成功。6Rは最終Mで先頭を捉えて大逆転。11Rは二番差しの形からバックで伸び勝った。初日からオレンジ機のパワー引き出した形で「足は全体的にいいと思いますよ」と相棒のポテンシャルを絶賛した。真子奈津実も2走2連対。上田紗奈、清埜翔子、細川裕子は1走白星として上々の仕上がりだ。

今節はWドリーム制で、2日目12Rは「アクアドリーム」が予定されている。1号艇には地元大将格の落合直子。初日は1走2着と舟券には貢献したが「ペラは叩いたけど、いいエンジンには伸びでやられますね。ターンの感じは普通ぐらい。引き続きペラ調整だけやっていくつもり」と現状では中堅域。対照的に舟足に手応えを感じているのが3枠の細川だ。「調整は合ってなかった。それでも舟は返ってきたし、足は出足寄りでいい」と自信を示す。「乗り心地はもう少し合わせたい」とも話すが、そこさえ合えば逆転の有力候補と言えそうだ。