
大村
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「ニッカン・コム杯」は、11日が最終日。準優は1号艇トリオが逃げ切って人気サイドで決まったものの、いずれも見応えがあった。最初の9Rは予選でバチバチとスタート決まっていた岡崎恭裕が、少し後手を踏んだ。何とか押し切ったが「風が読みづらくてスタートで後手を踏んでしまいました。まくられなくて良かったです」とレース後はスリット写真を片岡雅裕と一緒に見ながら、胸をなで下ろしていた。そのレースで2着に入ったのがSG覇者になったばかりの片岡。伸びは劣勢で、舟足はタイム通りに3コース定松勇樹の方が良かったが、レースのうまさを見せつけた。定松は悔しそうに「足は良かったんですよ。でも、岡崎さん、片岡さんはレースがうまかった」と振り返った。
続く10Rは1号艇だった樋口亮が前半レースで転覆。今村暢孝の前付けもあってピンチが予想されたが、しっかり押し切った。1Mを回ってからのバックで田中信一郎は6番手。今村が2番手を走っていたが、田中信が驚異的な追い上げを披露して2着。伸びは劣勢ながらも、ターンのうまさを見せつけた。
最後の11Rは篠崎元志がインから圧勝したが、相手筆頭と見られていた川原祐明が1Mで転覆するアクシデント。北川太一、吉田一郎、松山裕基(前半妨害で賞典レース除外)の次位争いは、2Mで果敢に握った北川とは対照的に、冷静に差した吉田が2番手に浮上した。
優勝戦はA1級の篠崎、岡崎、田中信、片岡に、地元の樋口、吉田と好メンバー。ただ、準優でパワー上位の選手が脱落したことにより、足負けのなくなった篠崎が通算50回目の優勝を飾りそうだ。
5上位級 | 川原 祐明 |
---|---|
4中堅上位級 | 三嶌 誠司 樋口 亮 福田 理 森定 晃史 篠崎 元志 山口 達也 杉山 勝匡 田中 京介 北川 太一 山崎 鉄平 松山 裕基 定松 勇樹 |
3中堅級 | 山口 哲治 亀本 勇樹 今村 暢孝 吉田 一郎 明石 正之 柴田 友和 岡谷 健吾 本岡 勝利 岡崎 恭裕 山田 佑樹 小松 卓司 片岡 雅裕 三川 昂暁 森 智也 堀本 和也 山田 祐也 丸山 祐也 宮脇 遼太 佐藤 太亮 竹間 隆晟 |
2下位級 | 近藤 稔也 田中 信一郎 武田 信一 原田 智和 樫葉 次郎 和合 俊介 植田 太一 山戸 信二 山下 昂大 山川 雄大 岡本 翔太郎 高山 敬悟 |
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