品川二千翔が初優出を目指す

「ミッドナイトレース第4戦トランスワードトロフィー」は5日、準優3個レースをメインに5日目を開催する。10Rは予選を3位で通過した松村敏が優出一番乗りを果たすとみるが、伸び上位級の鈴谷一平が怖い存在。11Rは予選を2位でクリアした峰竜太が大本命。ミッドナイト初出走の峰は舟足について「出足、行き足はトップ級で伸びは一緒の人がいる。バランスが取れている。ペラは毎日たたいていて今日はまったく違う形でいって感触は良かった」と説明。12Rは予選トップ通過を果たした前本泰和が不動の軸。ここで勝てば優勝戦の1号艇が手に入る。前本は「足は良くもなく悪くもなくバランスが取れています。スタートは風が変わるので難しい。出足、乗り心地を含めて全体的にもう少し欲しい」と話す。

エンジンが一番出ているのは地元若手の品川二千翔ではないだろうか。3日目12Rでは峰を逆転。4日目1Rは大外から豪快にまくり差しを決めた。手にしている42号機は初下ろしで菊地孝平がパーフェクト優勝。当地では数少ないAクラスのエンジンで「伸びがいいですね。勝てて良かったです。ペラはさわりたくないので、チルトだけ調整して行った。重たくても直線は変わらずいい。乗り心地、回り足は日替わりだが、合えば全部いい」と舟足はかなりいい。まだベスト6入りしたことはない。当地のフレッシュルーキーが初優出を目指す。