大村
大村
三苫晃幸が嬉しいデビュー初優勝
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
前節に続いて4日間準優制の短期決戦で行われてきた発祥地ナイター「西九州新幹線開業記念 かもめ杯」も30日、ついにシリーズ最終日を迎えた。
開幕日となった27日のメイン「龍神選抜」は森永淳が鋭いまくり差しで快勝。連勝者こそ不在となったが、初日は藤本佳史、香月大介、桑原啓のベテラン勢が1走白星として、注目の51号機を引いた大井清貴が2走2連対の奮闘を見せた。
2日間の予選日程を終えて得点率トップに立ったのは前川守嗣で、3戦オール2連対の活躍ぶり。2位・森永、3位・三苫晃幸と共に準優1枠を手中に収めた。また、仁科さやかが女子レーサー唯一の予選突破を果たした。
注目の準優3番勝負は、前述の1枠トリオが順当に勝ち名乗り。その結果、予選1位の前川がV戦ポールポジションをつかんだ。なお、桑原、山室展弘、白水勝也が準優2着で優出を決めた。
優勝戦は内志向の山室が6枠で、S展示は12346カド5の並び。本番でも山室は前付け策に出た。好枠3人は枠を主張するも、白水、桑原ばダッシュ戦を選択。結局は1236カド45で落ち着いた。2コース森永がコンマ08のトップスタートから先まくりを敢行したが、3コース三苫が鋭い差しハンドル。そのままバック併走に持ち込むと、2Mは冷静に先マイを果たす。その後は危なげなく周回を重ねて、Vゴールに駆け込んだ。デビューから約15年、通算19回目の優出で、うれしい初優勝を飾った。
なお、2着は森永、3着には白水が入着し、3連単3-2-4は7,430円、26番人気での決着となった。