得点率トップは田口節子/蒲郡ヴィーナスシリーズ第12戦

4日間の予選が終了。準優18ピットが決定した。3日目から順位の変動はあったものの、3日目までの得点率上位18名がそのまま準優勝戦に駒を進めた。

得点率トップは田口節子。「伸びることはないし、それでいてターン回りが特にいいことはないです」とトップ通過にもトーンは平行線。「片面だけ自分の形に叩いてみたけど、大したことがなかった。結局、前走者の形で行っています」と伸びに不満を抱えながらも、出足を重視したセッティングで臨んでいる。

2位は金田幸子。「足に関しては最初から悪くはないですよ」と話し「どこがいいと言うのはないけど、全体的に悪くないし、2連対率36％ぐらいの感じはあります」と中堅上位の自己ジャッジだ。

3位の鎌倉涼は「ペラを叩いたら調整がズレてしまった。足は出足も伸びも中堅です」とボートが悪いせいか、エンジン勝率ほど引き出せていない。

そして、気になる5位の堀之内紀代子は「チルト3度で人よりは伸びて行くけど、負荷をかけ過ぎている。そのせいでエンジンがタレてますね」と吐露。「5日目の朝イチで本体を点検します」と調整面の作戦を明かした。