安達裕樹

安達裕樹が地元で優勝

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2日間の順延にも見舞われた7日制。選手からも「長い…」との声も。エンジン出しに苦労している選手にしてみれば、なおさら長く感じたシリーズだが、優勝戦1枠を占めた安達裕樹はそんなことを感じることもなかっただろう。準優で節イチの伸びを誇る高倉孝太と伸びの差を確認して持つ事を実感していた。優勝戦の展示は高倉が破格のタイムを叩き出していたが、安達にとっては気にすることはなかったか。

逆に、高倉を必要以上に警戒してしまったのが濱野谷憲吾。戦前はチルト0.5の伸び勝負はしないと口にしていたが、特訓で差を見せつけられたのか、0.5度に再び跳ねてきた。安達はエンジンへの信頼からマイペースのイン戦をこなすことができた。しっかりと逃げ態勢を固めてバックは早々と独走態勢。柳沢一は中途半端なターンになり流れたが、濱野谷、長田頼宗が競り、最内を差した富澤祐作も伸びきれず。柳沢がそのまま次位を固めた。

安達は今年3回目の優勝。通算では44回目、地元当地は13回目の優勝となった。