菅章哉

尼崎

菅章哉が大外強襲弾でV

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

「日刊スポーツ杯争奪第29回伊丹選手権競走」5日目、最終日。まずは選抜戦から。10Rは田路朋史が、11Rは須藤博倫が揃ってイン逃げで白星締め。田路は最後にしっかり地元の意地を見せた。須藤もV候補ながら優出逃したが、シリーズ通してはさすがの安定感だった。

さて注目の優勝戦。進入は枠なりの3対3。スリットはダッシュ勢がゼロ台Sを決めるがスロー勢もコンマ10台前半のSでほぼ横一線。そこからが見物だった。大外からチルト3度で臨んだ菅章哉がSしてからグイグイ伸びて行く。次々と内枠勢を飲み込み、誰も抵抗できず強襲まくりでV。連争いは冷静に差した藤原啓史朗とインから残した上田健太がバック併走するが、2マークで上田は全速戦が流れて振り込むターンに。ここで藤原が2着確保、さらに最内を伸ばしてきた立間充宏がクルッと回って3着浮上に成功。

優勝した管は通算17度目、今年初、当地では初優出初Vを達成。今節はチルトを0~3度まで巧みに使いこなして、最後は強烈に伸びるチルト3度まくりで約1年振りの美酒となった。最後まで迫力のレースでシリーズを大いに盛り上げた。