中村尊が2コース差しでドリーム戦を勝利

「東大阪市政55周年記念競走」初日。12Rドリーム戦は中村尊が2コース差しで勝利。前半は不運もあり6着に敗れたが、きっちり挽回に成功した。ただ、機力の方は不満の様で「出てない。全体的に力がなさ過ぎてドリーム戦では劣勢」と表情は晴れず。

前検から気配が良かった山口亮が白星発進に成功。2Rの2コース戦ではスタートで少し遅れたが、伸び返して1Mを差すとバックでは先マイした吉田健太郎をあっさり捉えた。「伸び、回り足とも普通以上はある」と変わらず手応えは上々だ。

妻鳥晋也は2、1着。前検から伸びに力強さはあったが、初日の後半は5コースから鮮やかなまくり差し。課題であった出足・回り足も上積みに成功。今なら伸び中心に上位近い気配と言えそうだ。7Rを豪快なまくりで制した谷村一哉も行き足は抜群。S手前からグッと加速する感じでその延長で伸びる感じもある。木下翔太も前検からパワーアップして中堅上位は十分。

女子では山口真喜子が力強い舟足。エース級の本体だが前検同様にパワーを感じる。初日10Rは女子戦だったが、その中でもスリット近辺の足はかなり余裕があった。混合戦に入ればその伸びは更に目立つはず。2日目は11Rの2枠戦で、穴党はぜひ注目を。