江戸川
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中田元泰が逃げて当地初優勝
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台風14号の影響が心配されたシリーズだったが、順延することなく開催が行われた。ただ初日以外はほぼ安定板が装着され、最終日も全レースで安定板を使用。途中2周戦となったが、優勝戦の時間帯は水面が落ち着いて3周に戻して行われた。
人気の中心は絶好枠の中田元泰。オール2連対でシリーズを引っ張った中田は節一級の足に仕上げて、万全の状態で優勝戦を迎えた。レースはその中田がインからコンマ10の好スタート。「10のスタートが行ければ100点です」と話していた通りに仕掛けが決まり、1Mは余裕の先マイ。2コースから握ろうとした遠藤エミが振り込み、多数の選手が不利を受けたこともあって、中田はバックで独走態勢に。大差をつけたまま3周走り切り、当地初優勝を果たした。福来剛はスタート後手の形だったが、1Mで小回りターンになったことが功を奏して遠藤を避け、2番手追走。しかし追い上げてきた大池佑来が2周2Mで福来を捕らえ、逆転で2着ゴールとなった。
勝った中田は、今年1月の地元・丸亀以来の優勝で、通算では11回目。苦手意識のあった当地だったが、今節の活躍で「マイナスだったのが、プラマイゼロにはなったかな」と、準優を終えた段階でイメージアップ。「優勝できたらプラスになれるかも」とも話していただけに、次に来る時はポジティブな気持ちで臨めそうだ。