渡辺浩司

福岡

まくり差しで突き抜けた渡辺浩司が今年初V

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「第10回カメリアライン杯」は中止、順延を経て、20日に最終日を迎えた。朝から強く吹き続けた向い風は一向に収まらず、ついに12R前になって安定板の着用が発表された。

優勝戦は予想どおりに6号艇の深川真二が前付けに動き、162カド345という並びに。伸び仕様に調整した榮田将彦がコンマ06の弾丸ショットを決め、そのまままくり態勢に構える。しかし空いたブイ際を4コースからシャープにまくり差した渡辺浩司が突き抜けて、先頭に踊り出た。

2番手は榮田がキープ。3番手は先行する深川を田川大貴が追いかけたが、逆転には至らず。深川が3着をキープした。

渡辺は昨年4月芦屋以来の優勝。当地では通算3回目のVとなった。「1Mは望んでいた通りの展開になりましたね。舟を向けて入った瞬間に勝ちを確信しました。最近リズムが悪かったので、これをきっかけに上げていきたい」と喜びを噛みしめた。