琵琶湖
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福来剛がインから押し切り当地連続V!
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朝から快晴の下で行われてきた「第6回西日本スポーツ杯」最終日。2つの選抜戦で人気の1枠が2着に敗れる波乱ムードの中、優勝戦を迎えた。それでも準優でただ1人、インから逃げて勝った福来剛が優勝戦も1枠で、圧倒的支持を集めた。
優勝戦はS展示同様に枠なり3対3で進入開始。スリットでは1~3枠の福来、大峯豊、柴田直哉のスロー3艇とカド4コースの紅一点・五反田忍がコンマ10前後で並び、アウトの松尾充と松本一毅が若干遅れた。そこからイン福来が1マークを先制。2コースの大峯は差し、カドから五反田が伸びてまくろうとしたが、これを3コースの柴田が牽制。五反田はまくり差しに切り替える。大外から最内を差した松本も接近したが、バックでは早くも福来が独走態勢を築いた。
柴田、大峯、松本が横並びで2マークを旋回して2番手争いへ。2周ホームでは強烈に伸びる大峯が一歩前に出て、外から松本が追う展開。内の柴田は置かれ気味となり、2周1マークで大峯が松本を振り切って単独2位に浮上した。3連単は1-2-6で1,700円(5番人気)と荒れた選抜戦の流れとは真逆の、本命サイドでの決着となった。
インから堂々逃げ切った福来は2年3ヶ月ぶりの出場で当地2連覇を達成。表彰式では「大峯君がスリット後に伸びるので、まくられないようにスタートに集中した。選抜戦で続けてインが負けていたのが気になったが、何とか逃げられた」と安堵した勝者の表情が印象的だった。