江戸川
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海野ゆかりが道中逆転で当地初V!/江戸川オールレディース
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最終日は朝から風が強く、2Rから安定板が装着された。潮と風がぶつかりはじめた7Rあたりからは波が高くなり、9R以降は2周戦に。優勝戦は波高20cmの荒れ水面と、当地らしいコンディションとなった。
優勝戦は前田紗希、藤原菜希の外枠両者がコンマ19のトップタイミングでスリットを通過したが、出し抜く形とはならず。1M先マイは絶好枠の海野ゆかり。しかし長嶋万記の差しハンドルが入って、バックは長嶋が先行した。2Mも先取りした長嶋だがターンマークを大きく漏らしてしまい、内懐を海野が差し返しに成功。2周1Mは海野が内有利に運んで先頭を守り、そのまま優勝を決めた。
長嶋は2周1Mのターンでややバランスを崩す形となり、中谷朋子の逆転も許して3着。当地女子戦連覇を目指した前田や、デビュー初優出の清水愛海は見せ場を作ることができず着外に敗れた。
勝った海野は2020年の年末、浜名湖クイーンズクライマックスシリーズ戦以来の優勝で、通算では60回目のV。当地は3回目の優出で初制覇となった。これで22場目の優勝となり、残すは桐生と蒲郡。女子では2人目となる全場制覇へ一歩近づいており、今後もベテランの活躍から目が離せない。