初日ドリーム戦は山崎郡が差して白星

初日メインのドリーム戦は、山崎郡が2コースから差し切り。人気の関浩哉が1マーク流れたところを、山崎が冷静に差し捕らえた。「調整はギリギリのところでいって、何とかって感じでした。関くんのがいいのもあるし、無難な感じだったら、やられていた。これ以上の上積みは難しいけど、現状でも十分。全体に中堅はあると思う」と。関の足色が光るレースだったが、勝った山崎もなかなかいい足色だ。

初日は地元勢の活躍も光った。大須賀友・三浦洋次朗・吉田慎二郎の3人が1、2着と気を吐いた。中でも気配が目立ったのが大須賀。「足は良く、伸び型で思っていた以上にいい。ターンの立ち上がりも悪くない。ペラで体感と乗り心地を良くしたい。ピット離れが来たら、その辺も良くなったと判断して下さい」とペラ巧者が今節も快速を目指して作業を進める。

さらには126期の新鋭・高井雄基も2、2着の活躍。「全速で入っていってしっかり向いてくれた。直線は普通。1走目は流れ気味だったので、ちょっと止めていったら全速で切った時のかかりが良くなった。ダッシュだったらこの感じで、スローなら回転上げていきたい」と。またもや当地出身選手で、今後が楽しみな若手が現われた。